平成29年度
取組事例
13.旧「警戒区域」に「世界で一番美しい場所」を創出するプロジェクトのキックオフイベント
取組団体:フルハウス・La MaMa Odaka クリスマス実行委員会
代表者:代表者 梶内 昌史さん
取組の概要
地震・津波・原発事故によって大きく傷ついた住民たち、特に南相馬市に住む若者たちと共に、過去と未来に誇れる物語を創っていく、旧「警戒区域」に「世界で一番美しい場所」を創出するプロジェクト。実現に不可欠な地元住民の方々の理解と協力を促すため、その意義を発信するキックオフイベントがクリスマスイブに開催されました。作者自身による朗読会、ピアニストによる演奏、舞踏家による踊りの披露等。さまざまな芸術を体感する中、住民同士の協力関係が築かれ、新たな生きがいづくりにつながる取組が行われました。
取組の様子
発起人である小説家・柳美里氏から、プロジェクトの意義を発信した後、プロジェクトに賛同する芸術家たちが、トーク、朗読、ピアノ演奏、舞踏などを繰り広げ、多くの地元住民や県内外からの参加者に対して各方面の芸術を発信しました。本格的な芸術を体感したことで、プロジェクトに対する理解の深化と、住民を始めとする参加者同士の交流に繋がりました。
実施者の声
「これほどの人が集まると思いませんでした。文化的な楽しみを求めている方も多いのではないかと感じました。」
「他の作家とコラボレート出来たのが有意義でした。地元の方の真剣な眼差しが印象的でした。参加して頂いた方と直接話すことができる時間もあり、文化・芸術の魅力をより直接的に伝えることができてとても良かったです。」
「参加者の方が、様々な思いを重ねながら観ているであろう姿が印象的でした。南相馬の方達の思いを知ることは簡単ではないと思いますが、今回参加したことがそのきっかけになると思っています。」
参加者の声
「とても素敵な会でした。見ている間、色々なことを思い出しました。ありがとうございました。」
「花が散らされる場面を見た時、除染によって自宅の木々が切り倒されるのを思い出して、涙が止まりませんでしたが、それと同時に、滝壺の淵に立ち、水飛沫を顔に受けたような清々しさも感じました。」
「とても温かいイベントでした。」

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