平成29年度
取組事例

09.北沢又団地陶芸教室同好会による「陶芸教室」「イタリアン料理教室」「コーヒードリップ教室」

取組団体:県営北沢又団地陶芸教室同好会
代表者:代表者 熊田 伸一さん

取組の概要

県営北沢又団地には様々な地区からの避難者が入居しています。入居開始後間もないこの北沢又団地において入居者同士や近隣住民との交流を深めるため、大堀相馬焼の陶芸教室が開催されました。参加者が興味をもって参加できるよう、作った陶器を食器として使う料理教室も開催されるなど工夫を凝らした取組となりました。

取組の様子

陶芸教室は毎回自己紹介から始まります。新しい出会い・つながりが生まれるようにと主催者側の配慮で毎回グループ替えが行われるためです。お題に沿って自己紹介した後は、さっそく器づくりが始まります。浪江町民が親しんできた大堀相馬焼の窯元・近徳京月窯の先生が作り方を丁寧に教えてくれます。自己紹介をきっかけに打ち解けたメンバーは、一つのテーブルを囲んで和気あいあいと会話を弾ませながら制作に取り組んでいました。

完成した器を使った料理教室とコーヒードリップ教室も開催されました。料理は地元の野菜を使ったイタリアンです。故郷への思いを寄せながら作った器でいただく料理やコーヒーは、いつもと違った味わいを感じることができるものでした。

実施者の声

「同じ団地住民同士でも棟を超えて交流する機会は少なく、ましてや近隣住民の方々と関わりを持てる機会はあまりありません。団地内だけでなく近隣住民や借上げ住宅の方にも参加を募り、回を重ねるごとに口コミで参加者が増えていきました。参加された方が、新たに参加を呼びかける形になり、非常に良かったと考えます。陶芸教室を行うことで、団地住民と近隣住民との交流のきっかけを作ることができ、新たなコミュニティ形成に、ほんの少しかもしれませんが役立つことが出来たと考えます。」

参加者の声

「参加することで同じ団地に住んでいても初めて会う人や、近隣住民の方と話をすることができ距離を縮めることができました。」
「陶芸教室を通して顔見知りができ、楽しく参加することができました」
「借上げという立場で近隣町内に住んでいます。教室に参加することで、顔見知りが増え生活が楽しくなりました。」

取組事例紹介
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