令和元年度
取組事例

08.いいたてお母さんコーラス40周年記念クリスマスコンサート

取組団体:いいたてお母さんコーラス
代表者:代表者  渡辺 しづえさん

取組の概要

震災以降、私たちは8年間避難生活を強いられてきました。しかし、いいたてお母さんコーラスのメンバーは「心に太陽を、唇に歌を」のスローガンを掲げ、避難先であった飯野学習センターをお借りし、練習を続けてきました。その間には、いろいろな合唱団の方々から支援や励ましをいただきました。これまで支えてくださった皆さんへの感謝と40年間歌い続けてこられたことを記念してコンサートを計画、実施しました。

取組の様子

飯舘村交流センター(ふれあい館)の大ホールで村民、近隣の合唱団、行政、学校関係、震災前にお世話になった講師(指揮者)、伴奏者を招待しコンサートを開催。長年歌い続けてきた曲やオリジナル曲など、日々練習を重ねてきた曲を披露しました。40年の間、さまざまな方にご支援をいただきました。特に、震災以降は多くの合唱団や応援してくださる皆様からの励ましをいただきました。こうした経験を共にしてきたメンバー全員で元気に帰村できた喜びと感謝を伝えることをコンサートのテーマとしました。

当日は、いいたてお母さんコーラスの他に、南相馬の小学生、中学生、高校生からなるMJC合唱団にもご参加いただき、発表を行いました。さらに、避難時に奈良にご招待くださり一緒に舞台にも立った奈良の合唱団「楽しくコーラス」のメンバーもサプライズで駆けつけ会を盛り上げていただいたことは、驚きとともに大変嬉しいプレゼントとなりました。会場にお越しいただいたみなさんと一緒になって楽しむことのできるコンサートを開催することができました。

実施者の声

お越しいただいたみなさんに、日ごろの練習成果を聴いていただくことで、今までの支援に対するお礼の心を伝えることができました。当日まで、綿密にスケジュールを立て、練習を行い、打ち合わせを重ねてきたので大きな問題もなくコンサートを進行することができました。コンサート実施後には若い世代の入会希望者があり、更に精進を重ねていきたいです。

参加者の声

「オリジナル曲を聴き涙が出ました」

「避難先でも歌い続けてきた姿勢を評価したい」

「肩ひじ張らないコンサートはとても楽しかった」

「これからも続けてほしい」

「素晴らしい指揮者のもとで練習できて幸せですね」

取組事例紹介
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