令和元年度
取組事例

04.スポーツを通した地域コミュニティ再生事業

取組団体:浜通りフットサル交流プロジェクト
代表者:代表者 門馬 健治さん

取組の概要

楢葉町では避難生活によって、地域住民の交流が減少していました。そこで、スポーツによる交流の機会を設け、地域のコミュニティの再生を図りました。国内有数のスポーツ施設であり、震災時には復興拠点にもなったJヴィレッジを会場とし、サッカー教室とフットサル大会を実施。地域内外の住民へ呼びかけたところ、若い世代を中心に多くの参加者が集まり、にぎやかな交流の機会を持つことができました。

取組の様子

楢葉町では震災後の避難生活によって、地域住民のコミュニティが薄れつつありました。そこで、地域内外の住民に呼びかけ、スポーツを通した交流によるコミュニティ復活を目的に、Jヴィレッジでサッカー教室とフットサル大会を開催しました。サッカー教室は対象者を5歳から小学校中学年までとし、子供同士や家族間での交流を深めることができました。当日は、Jヴィレッジのトレーナーにコーチを依頼し、参加者同士が安全で楽しい時間を過ごしました。フットサル大会は中学生から40代までの方を対象とし、若い世代のコミュニティ醸成を図りしました。大会には地域内外から集まった8チームがリーグ戦とトーナメント戦の試合を実施。チーム紹介や試合の実況アナウンスを行うことで会場の熱気が高まり、より白熱した試合が行われました。

スポーツの楽しさを通して、家族との絆や、避難生活によって離ればなれになってしまった旧友や地域住民同士が交流を深める機会を創出することができました。

実施者の声

子供から大人まで幅広い世代が交流できました。楢葉町で実施したことで、町のPRにもなり、参加者にとっては避難生活で失われつつある故郷への思いを深める機会にもなりました。開催時期やチーム構成などの課題はありますが、今後も継続開催を予定しています。浜通り地区の子供たちがスポーツに愛着をもち、将来は世界で活躍する選手が誕生するきっかけにもなってほしいです。

参加者の声

「プロも使用する大きくて素晴らしいコートで、のびのびと体を動かすことができ、とても気持ちがよかったです」

「久しぶりに友達と会うことができ、とても嬉しかったです。次回もぜひ参加して、次は優勝したい」

取組事例紹介
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