令和元年度
取組事例

03.相双文化発信センター遊技交流会

取組団体:相双文化発信センター遊技交流会
代表者:代表者 吉野 州―さん

取組の概要

帰還後に引きこもりがちになっていた地域住民の方々に対し、将棋、囲碁、オセロ、麻雀などの昔ながらの遊技で交流することで楽しみや生きがいを見出してもらいたいと思い、遊技交流会を開催しています。参加者は子供から高齢者まで幅広く、広野町、楢葉町、富岡町にお住まいの方の他、いわき市に避難された方々も集まっています。本年度からは座談会も設け、参加者同士が自由に話し合うことで、心身のストレスを解消する場ともなっています。

取組の様子

昨年度から開催している遊技交流会では、月に2回、参加者の方に将棋、囲碁、オセロ、麻雀の4種類の遊技を通じた交流を行っています。本年度は毎回講師を1名招き、初心者の方でも楽しんでいただけるように工夫しました。当初は、高齢者の参加を想定していましたが、いまでは子供や若い世代の参加者もあり幅広い年代が集まる会となりました。それまで階段のある建物で実施していましたが、会場をバリアフリー対応になっている広野町公民館に変更したことで、車椅子の方にも参加していただけるようにもなりました。広野町、楢葉町、富岡町、その他遠方からの参加者も増えてきています。

また今年度からは、遊技交流会だけではなく、誰でも参加でき、気軽に発言できる座談会も開催しています。地域に関するさまざまな事柄を自由に討論し、意見交換をすることによって、参加者同士もこれまで以上にお互いを理解し合い、信頼を深める機会を持つことができています。地域の方々が交流することで、生活に張りが生まれ、生きがいを見出してもらいたいという目的が、少しずつ達成されています。

実施者の声

私たちの遊技交流会は、これまで月2回の開催を1年3か月続けてきています。会を楽しみにして、毎回参加してくださる方々が多くいらっしゃいます。遠路はるばる訪れてくださる方もいます。こうして皆さんにご参加頂けることに喜びを感じています。今後は広報活動にも力をいれて、さらに多くの方々にご参加頂き、楽しんでいただけるよう工夫をしながら会を継続していきます。

参加者の声

「遊技交流会への参加が、日々の生活の中で、いま一番の楽しみになっています。地域のみんなさんと集まり、遊技を通して楽しめる場があることを、とてもありがたく、嬉しく思っています。ぜひ、いつまでも続けてもらいたい」

取組事例紹介
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