令和元年度
取組事例
01.子供たちの定住と郷土愛を育むプロジェクト
取組団体:田村市都路町第7行政区
代表者:代表者 今泉 清司さん
取組の概要
震災前の都路町の人口は3,000人でしたが、令和元年現在では2,500人に減少しており、少子・高齢化が進んでいます。取組では都路町の中心部にある第7行政区に、これからの地域を担う若者や子供たちの定住促進と郷土愛を育むためにイルミネーションを設置しました。共同作業を通して多世代が交流し、共に地域を守っていく意識が芽生え、絆も深まりました。また、都路町の活性化にもつながりました。
取組の様子
イルミネーションは都路町の中心部にある中学校の斜面に設置しました。地域住民が協力し合い、設置前の杭うちやネット張りなどの共同作業を行い、コミュニケーションを取る中で地域を共に守っていく意識が芽生え、参加者間の絆が強まりました。毎年、来町してくれている桜美林大学の学生には、町外から見て都路町をどのようにしていったらよいか意見を出してもらい、また、イルミネーションの設置に関しても積極的に取り入れています。参加者間の世代を越えた多様な交流が生まれ、準備は和気あいあいとした雰囲気の中で進みました。
点灯式は、子供たちを中心に司会・進行をしてもらいました。やや緊張した子供たちが一生懸命に会を進めていく姿は大変に微笑ましいものでした。また、点灯式の終了後には60代〜70代が中心となっている愛都路めとろの会や桜美林大学生・神奈川県来恩寺らいおんじといった県内外の方々との交流も深めることができました。
実施者の声
若者と地域住民との共同作業でイルミネーションの設営を行いました。世代を越えて会話も弾み、楽しく実施することができました。この取組以降、町内3か所でもイルミネーションが設置・点灯されるようになり、冬場の町に活気が生まれました。都路町商工会では3か所のイルミネーションの写真や動画を発信するスタンプラリーを実施し、町内外の方々からも好評を得ることができました。
参加者の声
「寒かったけれど、子供たちが感動していました」
「ボランティアとして桜美林大学から来ましたが、地域の子供たちと交流できたことがよかったです」
「孫が都路に来る楽しみが増えました」
「年末年始に帰ってくる帰省者が喜んでいました」


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