令和2年度
取組事例

08.「世界で一つのオリジナル器をつくろうPart2」

取組団体:いいたて未来創造の会
代表者:代表者 森岡 賢治さん

取組の概要

飯舘村は全村避難を経験し、帰村宣言後の帰還率も未だ2割程度です。本取組では、飯舘村に帰還している村民、避難している村民、村外へと拠点を移した村民を対象に、エールを送ることで元気を出してもらい、村民同士のつながりを再び取り戻すことを目的としました。村民同士のコミュニケーションを再構築し、地域内の絆の強化を図りました。

取組の様子

飯舘村の村内にある「飯舘村交流センターふれ愛館」で、ハンドメイドのオリジナル器の制作を行いました。参加希望者が大変多かったため調整を行い、毎月の開催では15~16名程が計5回、お祭りでは100名を超える方々が参加されました。年齢層も小学校中学年から70歳代までと幅広いものでした。

制作を行ったのは、ポーセラーツという白磁のマグカップ、コーヒーカップ、お皿に、模様の付いた転写紙を自由に切り取って貼り付け、電気炉で焼成するオリジナルの器です。毎回異なる作品制作を行いました。参加者にとってはポーセラーツという名称自体があまり聞き慣れないものであったため、最初は戸惑いもありました。しかし、制作が進むうちに独自の作品を創る楽しさと喜びがあふれてきたようでした。参加者同士がお互いの作品を見ながら、和気あいあいと意見交換をするようになりました。“ものづくり”を通して円滑なコミュニケーションを図ることができ、村内外の参加者同士の触れ合いの場を生みだすことができました。

実施者の声

飯舘村内外に暮らす村民同士の、触れ合いの場づくりが実現できたと思います。村民同士のコミュニケーションを図ることで、村内の活性化につなげることができました。今後も、ポーセラーツという“ものつくるたのしさ”を一緒に体験することで、参加者の豊かな心と笑顔を育んでいきます。村民同士の触れ合いや、コミュニケーションの強化を図り、避難されている村民の方々にとって飯舘村とのつながりがさらに深まる活動にしていきます。

参加者の声

「まだ避難されている方も含め、村民同士で気さくに話ができるようになり、楽しいひと時を過ごすことができました」

「村内外の飯舘村住民同士が交流する機会をもつことができました」

「自分だけのオリジナルの器作りに面白さと楽しさを感じました。大切に使っていきたいです」「いろいろな器作りをもっと体験したいです」

取組事例紹介
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