令和2年度
取組事例
07.押し花教室
取組団体:いわき浪江押し花会
代表者:代表者 志賀 智恵子さん
取組の概要
東日本大震災によって、浪江町からいわき市に避難してきた方々が少しでも楽しみ、生きがいを作るために押し花教室を開催しました。この取組を通して、浪江町民が少しでも元気を取り戻し、明るく生活できることを目的としています。押し花教室を月に1回開催し、さまざまな種類の花や葉の押し方や、押し花絵を組み立てて行く手順などをみんなで学びました。
取組の様子
いわき市に避難してきた浪江町民が集り、「なみえ絆いわき会」を作り、「なみえ交流館」で月に1回、押し花教室を実施して来ました。参加者は、浪江町民で、押し花絵に興味がある方々です。押し花インストラクターの先生にご指導いただき、花の押し方から、押し花絵の作り方、並べた押し花とガラスの間を真空にして、額に入れる方法などを学び、いろいろな押し花絵を作りました。制作時は和気あいあいとした雰囲気で、完成した作品をお互いに見せ合い、批評したり、励まし合ったりするのも楽しいひと時でした。できあがった作品の写真を浪江町のホームページに投稿し、広く町民の皆さんに見て頂いています。作品の制作だけでなく、オンライン上で発表していくことで、参加者以外の浪江町民にも働きかけることができています。参加者にとっても押し花絵づくりが生きがいとなり、皆さんは生き生きとやりがいを持って活動することができました。
実施者の声
新型コロナウイルスの影響もあり、予定通り教室を開くことができませんでした。しかし、再開後は皆さんが押し花絵の制作に意欲的に参加しています。制作は楽しく生きがいとなっているようです。押し花絵は花を育てることから始まります。今まで作ったことがない草花の押し方や花びらの組み立て方などをさらに深く学び、皆さんと素敵な作品作りに取り組んでいます。この教室を通してさらに交流の輪を広げ町民コミュニティの再構築ができるようにしていきます。
参加者の声
「作品の完成は大きな喜びとなっています。教室で浪江の方々とも再会することができ、励まされ、元気になりました」
「月1回の教室を楽しみに待っています。新型コロナウイルスの終息を願うばかりです。でき上がった作品を眺めて家族にも喜んでもらっています」


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