令和3年度
取組事例
09.なみえ・こども雪祭り
取組団体:ringo company
代表者:代表者 榊 裕美さん
取組の概要
浪江町は未だに残る震災の影響や新型コロナウイルスによって、県外への往来が難しい状況です。そのため、子供たちが出会える大人や体験はごく限られたものになっています。そこで、町内で暮らす子供たちの新たな好奇心や憧れを生むことで将来の選択肢を広げるべく、多様な大人たちとの出会いや心に残る特別な体験を企画。スノーボーダーや大学生と交流しながら真夏に雪遊びができるイベントを実施しました。
取組の様子
「道の駅なみえ」を会場に、人工降雪機を使って雪山をつくり出し、ソリあそびや雪板と呼ばれるスノーボードのような遊具を体験できるイベントを行いました。イベント当日は大学生やプロのスノーボーダーが終日ブースに控え、子供たちとの交流や雪板の指導を行いました。
会場では浪江町の子供だけではなく、「道の駅なみえ」に立ち寄った子供たちも季節外れの雪に興味を抱き、仲良く遊んでいました。
福島県の中でもめったに雪が降らない浪江町では、初めて雪に触れる子供も多くいます。子供たちは、おそるおそる雪に触れては溶けていく様子を楽しんでいました。また一緒に訪れた家族も参加し、子供たちと一緒に暖かい雰囲気で行うことができました。
実施者の声
参加したほとんどの子供が、生まれて初めて雪板に乗りました。スノーボーダーにレクチャーを受けながら熱中して何度もトライしていました。福島県の浜通りはサーフィンの聖地とも呼ばれ、震災前には多くのサーファーが訪れていました。雪板を通してサーフィンと同じ「横乗り」を体験した子供たちが、スノーボードやサーフィンへの興味を抱き、いずれ福島の海や雪山に飛び出しくれることを願っています。
参加者の声
「冬になったら、今度はスノーボードにもチャレンジしてみたいと思いました」
「雪板を練習するうちにだんだん上手に滑れるようになって楽しかったです」
「子供に雪遊びをさせたことがなかったので、初めて雪に触れるとてもいい機会をいただけました」


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