令和4年度
取組事例

13.被災者同士の交流を深めることと、被災者と地域の方との交流の場とすること健康な体づくり

取組団体:ダイアナRIKO愛好会
代表者:代表者 生沼 理栄子さん

取組の概要

それまで交流のあった地域住民が、震災をきっかけにバラバラになってしまい、近年では交流を持つ機会が失われていました。そこで、双葉郡から避難している方が、元の地域住民とコミュニケーションを取る機会を設けるとともに、いわき市の方とも交流が持てる場を作ることを目的に取組を行いました。健康の三大柱は、「栄養」「運動」「休養」です。そのため、料理教室、ヨガ教室、フラワーアレンジメント教室を実施しました。

取組の様子

料理教室では「9品目のお料理教室」を実施しました。バランスの良い食事について学んだ後に、地元の食材を使って実際に調理を行いました。調理後には試食会を開催し、終始和やかな雰囲気で交流することができました。

 レンタルスタジオを借りたヨガ教室では、ストレッチを行いながら、体幹を鍛える運動を行いました。きつい運動もありましたが、引きこもりがちだった心と体を、参加者が一緒にほぐすことができました。12月には顔ヨガも実施し、表情筋のトレーニングを行うなどし、多くの笑顔を見ることができました。

フラワーアレンジメント教室では、押し花を使った壁掛けもできる置き時計を制作しました。どの参加者も夢中で作業に取り組み、予定よりも時間をオーバーしてしまいましたが、楽しいひとときを過ごすことができました。同じ花材でもそれぞれの個性があり、完成後は互いの作品を鑑賞しながら、声をかけ合っていました。

教室を通じて、充実した交流の機会を設けることができました。

実施者の声

それぞれの教室を開催する上で、場所や設備、材料、講師などの確保に工夫が必要であることが分かりました。しかし、どの教室でも参加者は普段とは異なる経験をすることができ、とても充実した様子を見受けることができました。参加者同士の交流も活発に行われ、当初の目的は果たせました。活動の継続を希望する声を多くいただけているので、今後も地域の皆さんのために取り組んでいきます。

参加者の声

「皆さんと一緒に健康的で美味しいものを一緒に試食することができて楽しかったです」

「運動不足を解消することができ、学んだことを家でも試したらよく眠れるようになりました」

「作品作りに熱中しました。オリジナルのものができて嬉しいです」

取組事例紹介
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