令和4年度
取組事例
04.TUMUGUHI ~心を紡ぐ焚火~
取組団体:一般社団法人 かわうちラボ
代表者:代表者 遠藤 清輝さん
取組の概要
川内村は震災の影響で全村避難を余儀なくされ、かつての地域コミュニティが失われつつあります。しかし、村を愛し帰還された方や、村に魅力を感じ移住されてきた方、村に興味を持ってくださっている方もたくさんいます。
そこで、村の大自然を活かしたキャンプイベントを実施しました。キャンドル制作や焚火など、参加者全員で癒しの空間を作ることで、村の明るい未来を紡ぐための新たなコミュニティ形成を図ることを目指しました。
取組の様子
釣りやキャンプを楽しめる大自然に囲まれた川内村の観光スポット「いわなの郷」に交流の場を設けました。参加者に年齢や性別の制限はなく、川内村に帰還された方や移住してきた方、興味がある方を募りました。
テント設営や薪割りなどの共同作業をしてもらいながら会話をする機会を設けたことで、参加者同士はすぐに打ち解けることができました。準備は終始和やかな雰囲気で行われました。親子で参加した方を中心に、焚火を囲みながら「川内村での暮らし」や「移住」をテーマに川内村の魅力を語り合いました。
夜には参加者自身で作ったキャンドルに、「つながり」をイメージしたリレー形式で火を灯しました。普段の生活ではなかなか経験することのない幻想的な空間の中で、子供から大人までゆったりとした時間を過ごすことができました。
参加者はキャンプを通じて川内村の魅力を体感することができ、地域への愛着を形成するとともに、参加者同士のコミュニティを形成することができました。
実施者の声
このイベントでなければ出会うことのなかった方々が川内村で出会い、同じ時間を過ごしたことで、新たなつながりを生むことができました。今後も、一人一人の接点を大切にしたイベントを実施していきます。人との距離が少し遠く感じるようになってしまった今の世の中だからこそ、実際に会って、話して、伝えることを大切にし、糸を紡ぐように人と人とをつなげられるような場を増やしていきます。
参加者の声
「川内村の持つ癒しとパワーは、焚火に似ているなと思いました」
「いろんなことを話して笑って、人に会える喜びを感じました」
「人とのつながりを感じた1日でした」
「知らない人同士でも焚火を囲めば自然と打ち解けてしまう焚火マジックを実感しました」


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