令和5年度
取組事例

09.小さくても魅力ある学校づくり

取組団体:みやこじ 小中学校運営協議会
代表者:代表者 今泉 清司さん

取組の概要

震災から13年が経過し、都路町の帰還率は95%を超え、元の町に戻ってきています。しかし、町内では少子高齢化が進んでいます。本取組ではこの地域を将来に残すために、未来を創る人間性豊かな都路っ子の育成を目的としました。主体的に学び、豊かな心を持った子どもたちを育てるために、都路町の幼稚園児、小・中学生、交流を図っている葛尾村小中学校及び地域住民を対象に小さくても魅力のある学校づくりを行いました。

取組の様子

取組では、地域の子どもたちがマジックを観賞し、交流を図りました。子どもたちがマジックを通して心を癒し、楽しむこと、また困難な物事に勇気を出して立ち向かう姿勢などを学ぶことを目標にしました。具体的には、マジシャンの補助やワークショップを行い、子どもたちが年齢を越えて協力し合うこと、挑戦・協働・自律などを主体的に学ぶことを計画しました。マジックの不思議さは、好奇心が旺盛な子供たちにとっては、とても興味深いものです。マジックを目の当たりにし、「なぜ、常識では考えられない不思議なことが起きるのか」と疑問を持ったり、その理由を考えたりすることは、物事を深く探求する好奇心を刺激してくれます。

当日の子どもたちは、マジシャンの一挙一動に大きな声を上げたり、マジシャンからプレゼントされたマジックの道具を使って自分たちでも実践するなどし、参加者全員で楽しみながら、有意義な時間を持つことができました。取組をきっかっけに、子どもたちの学びを支援することで地域への思いを育み、将来的には地域に定住してくれるような環境づくりを目指していきます。

実施者の声

本取組は「子ども同士」「教師と子ども」「子どもと家族・地域」とをつなぐツールとして、子どものコミュニケーション能力をはじめとする、自己肯定感、創造性チャレンジ精神、自信等を向上させるものとなりました。来場者は子どもだけでなく、地域住民の方々も多く、全員を感動させることができました。今後も、小さくても魅力ある学校づくりについて、地域住民の協力を得ながら継続的に取り組んでいきます。

参加者の声

「マジックを間近で見るのは初めてで、トリックにビックリしました。とても楽しかったです」

「今回のマジシャンの方のように、自分も感動を与える技術を身に着けたいと思いました」

「ぜひ、またこのような機会をつくって欲しいです。いろいろな体験ができると嬉しいです」

取組事例紹介
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