令和5年度
取組事例

08.いいたてナイター駅伝

取組団体:いいたてスポーツクラブ
代表者:代表者 大澤 和巳さん

取組の概要

飯舘村は今も避難者が多く、特に村内には若い世代の帰還者が少ない状況です。また、震災以降、住民同士の交流の機会も減少していました。そこで、震災前のように交流する場として駅伝大会を実施し、コミュニティの再構築を図りたいと考えました。大会には、村外からも参加者を募り、新しいつながりを生み出すとともに、地域経済の活性化と飯舘村の魅力の発信につなげたいと考えて事業に取り組みました。

取組の様子

本取組では、いいたてスポーツ公園の施設を活用して1km周回コースを設定しました。夕方から夜にかけて小学生1km、中学生2km、一般3kmの3部門に分かれ、4人1組で行う駅伝大会を実施しました。

駅伝の参加者は、飯舘村の住民だけではなく、近隣の市町村からも幅広く募集し、小中学生から一般まで計53チームが参加。世代や地域を超えた交流の場を創出することができました。駅伝大会を通じて、参加者同士が競い合い、ゴール後に喜び合う姿や、自チームだけでなく他チームの応援をする姿を見ることができ、参加者同士が新しいつながりを持つことができました。

また、計測業務を専門業者で行い、個人成績やチームの成績を正確に計測しました。これにより、タイム表を見て、参加者同士が健闘し合う姿も印象的でした。さらに、競技中には音響や実況を行い、参加者だけでなく、観覧者にも楽しんでもらえる工夫も行いました。飯舘村の生産物などの展示をしたこと、またスポーツ施設を会場にしたことで、飯館村の新たな魅力を感じていただくこともできました。

実施者の声

今回の取組では、小学生の部、中学生の部、一般の部を設けることで幅広い世代が交流を深め、新たなコミュニティができたと感じています。チームでタスキをつなげることで、参加者同士の団結力が生まれ、絆を重ねることができました。

村外からも多くの団体が参加し、競技を通じた新たなつながりを創出できました。参加者の笑顔をたくさん見ることができて、とても良かったと考えています。今後も飯舘村名物の大会として広く知れ渡るように取組を継続していきます。

参加者の声

「他のチームに負けてしまったので、来年またリベンジしたいです」

「駅伝を初めて経験しました。ゴールした後の達成感は格別で、とても爽快でした」

「優勝できて嬉しかったです。また参加したいです」

「いろいろな人と交流できて楽しかったです」

「また、来年度もぜひ参加したいと思っています」

取組事例紹介
ご不明な点がございましたら、原則メール、
もしくは下記フォームからお問い合わせください。

※お問い合わせいただきました内容などにより、ご連絡に多少お時間をいただく場合がございます。また内容によりましては、お返事いたしかねる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

- お問い合わせ先 -

株式会社福島中央テレビ
令和7年度「被災12市町村における地域のつながり支援事業」事務局

- メールでお問い合わせ -

tsunagari@fct.jp

- フォームからのお問い合わせ -
- 電話でのお問い合わせ -

024-923-3460

(受付時間 10:00~17:00 土・日・祝日・年末年始を除く)

- 郵送物の宛先 -

〒963-8533
福島県郡山市池ノ台13-23
株式会社福島中央テレビ
令和7年度「被災12市町村における地域のつながり支援事業」事務局 あて

お問い合わせ