令和5年度
取組事例
06.津島の賑わいを取り戻すHop(第一歩)
取組団体:エゴマで浪江を元気にする会
代表者:代表者 石井 絹江さん
取組の概要
震災から13年が経過し、一部の復興拠点はようやく人の住める場所になりましたが、復興住宅以外に居住している人はまだいない状況です。農産物の栽培には制限があり、営農については依然として心配があります。そこで、浪江町の津島復興住宅に居住する方と、津島を応援してくださる方を対象に、安心して津島で生活し、人々が立ち寄れる場所にすることを目的に、創作料理教室と「原発事故による避難がもたらした住民の選択とこれから」をテーマにした討論を行いました。
取組の様子
本取組は、今年度に避難解除された津島地区にある浪江町津島支所で行いました。第1部は、津島復興住宅に居住者を中心とした浪江町の住民とこの会の代表者の避難先である福島市の住民、そして、第2部には第1部に加えて、チラシを見て開催することを知った浪江町の住民とその関係者が参加しました。
第1部は浪江町と近隣地域の食材を使った創作料理教室で、シェフに考案していただいたメニューを、シェフの指導のもとキッチンカーで参加者が料理をしました。第2部は、地域の安全に対する不安を一緒に考えるために、浪江町赤宇木で放射線測定を実施しながら相談にあたってきた大学教授と、原子力規制委員会を経て、退任後は飯舘村でも生活しておられる飯舘村放射線アドバイザー、そして、フリーアナウンサーの3名による討論会を行いました。
第1部は料理と食事の会であり、皆さんが積極的に楽しく参加されていました。第2部は放射線量という数字だけではなく、人の営みを大事にした具体的なお話を経験豊富な専門家から聞くことにより、安心感を得ることができました。福島市内からの参加者が、他人事から自分事として考えていきたいという感想を話されていたのが印象的でした。
実施者の声
取組について、避難解除になった津島地区に対する地域外の方々の反応は大きいものでした。しかし、津島に居住している人が少ないことと、津島出身者の関心が薄いように感じました。そのため、今後は浪江町津島の復興住宅の住民と、通行者が立ち寄れる場所づくりを行う予定です。また、津島の名産でもあるエゴマの栽培とエゴマの搾油粕を餌にして東京農業大学で繁殖しているチャボを飼育するなど、津島地区の活性化を考えていきます。
参加者の声
取組について、避難解除になった津島地区に対する地域外の方々の反応は大きいものでした。しかし、津島に居住している人が少ないことと、津島出身者の関心が薄いように感じました。そのため、今後は浪江町津島の復興住宅の住民と、通行者が立ち寄れる場所づくりを行う予定です。また、津島の名産でもあるエゴマの栽培とエゴマの搾油粕を餌にして東京農業大学で繁殖しているチャボを飼育するなど、津島地区の活性化を考えていきます。


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