令和6年度
取組事例
02.あー夢工房 ソーイングで交流・製作体験
取組団体:あー夢工房
代表者:代表者 鈴木 宏美さん
取組の概要
震災後に原町区に避難をし、生きがいや復興に寄与するため、ソーイング教室を開設してきました。いずれの場でも、地域の方に大変お世話になってきました。本取組では、少しでも地域の役に立ちたいという想いから、ソーイング製作体験会を開催。住民同士が語り合えるコミュニティの場を設けることで、交流やつながりが深まることと、地域の賑わいの回復、地域産業の振興を目的としました。
取組の様子
12月8日に南相馬市原町区のひばり生涯学習センターで、「ソーイングで交流・製作体験」を開催しました。当日は定員40名の体験会を2回開催し、計80名の住民の方が参加しました。洋裁が初めての方も多く、作業開始前は不安を口にされていましたが、裁断済みのニット生地をロックミシンで縫い、1時間ほどでチュニックができあがると、多くの参加者から喜びの声が上がりました。会の間は7名のスタッフがテーブルを回り、生地の縫い方やミシンの使い方を丁寧に指導しました。
この取組を通じて、震災以降、希薄になっていた住民同士のつながりを、ともに作業することで結び直し、地域のコミュニケーションの再興を図ることができたと思います。何より、自分で作った服を着る喜びを感じてもらうことは、生活の質や豊かさの向上につながります。製作体験を通じて生きがいや心のゆとりが生まれることが地域に活気を生み、復興につながるものと考えています。
実施者の声
取組を開催することで、震災を経て、避難を機に居住している南相馬の地に、少し恩返しができたと考えています。今回一番の成果は、参加した方に、自分で服を作れるということを楽しみ、喜んで頂いたことです。この喜びが参加者のコミュニケーションの元になっていました。とてもスムーズに会を開くことができたので、今後も開催を続けていきたいです。
参加者の声
「洋裁の経験がなかったので、最初は自分にできるのか心配でしたが、丁寧に指導していただけたので簡単に作ることができ、嬉しかったです」
「とても楽しく作業ができました」
「完成に達成感があります」
「次回の開催が楽しみです。また必ず参加したいです」


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